フリーランスエージェントおすすめ2選
・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。
・Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。
フリーランスで時給5000円は高い?安い?
フリーランスとして時給5000円は安い訳ではありませんが、決して高くもありません。
職種や案件、フリーランスの手腕にもよるので、時給5000円が高いのか安いのか、一概には言えません。
「高い」と思うか「安い」と思うかは、人それぞれの基準・価値観・収支状況・扶養家族の有無などによっても異なります。
便宜上「時給」と表現していますが、フリーランスの場合は、給料としていただく訳ではないので、「時間単価」や「1時間当たりの稼ぎ」と言う方がより正確です。
給料ではないので、この稼ぎから必要経費や健康保険・年金・税金などを支払うことになります。
それを考えると、決して高いというほどではないのも頷けると思います。
フリーランスエージェントに紹介してもらう案件の場合
時給5000円の案件は、職種によって比較的高い~平均的な単価と言えます。
スキルや経験、エージェント、案件によりますが、フリーランスエンジニアにとっては、時給5000円前後の案件は豊富にあります。
Webデザイナー・コーダーの案件だと、時給3000円前後が比較的多いです。
Webデザイナーで時給5000円の方は相場よりも高いです。
自力で営業・集客の仕組み、自分のビジネスを構築できている場合
ブログ・SNS・クラウドソーシングサービスの活用、リアルでの人脈・口コミ・紹介などによって、自力で営業・集客できているフリーランスの場合は、1時間当たり5000円以上稼いでいる人は割とごろごろいると思います。
1時間当たり1万円~数万円稼げる人も、少ないですがいます。
とは言え、内閣官房日本経済再生総合事務局『フリーランス実態調査結果』におけるフリーランスの年収データを見ると、年収300万円未満の人が過半数で、年収1000万円以上の人は4%となっているので、全体の中では間違いなく少数派です。
フリーランスエージェントの案件の場合は、1時間当たりの単価が決まってしまうので、業務を進めていくうちに創意工夫して生産性を上げていっても、契約期間中、1時間当たりの稼ぎは変わりません(場合によっては、次の更新の時に時間単価アップ交渉をすることはできます)。
案件獲得から全て自力で管理できているフリーランスの場合は、やり方や工夫次第で、実質的に1時間当たりの稼ぎを高めて行きやすいです。
ですが、自力で案件が集まる仕組みを構築したり、新規案件を受注し続けることは、時間・労力・コストの負担も大きく、必ずうまく行くとは限らないためリスクも伴います。
まずは、フリーランスエージェントに案件を紹介してもらって、毎月数十万円の固定収入を確保してから、日々スキルアップや学習、集客の仕組みや自分のビジネス構築をコツコツ進めていくことがおすすめです。
そうすると、比較的安全かつ安定的に収入を増やしながら、余裕のあるフリーランス生活を続けていけます。
フリーランスエージェントおすすめ2選
・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。
・Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。
時給5000円フリーランスの職種
「エンジニア・プログラマー」は時給5000円前後の案件が豊富
前述の通り、フリーランスエージェントでは、エンジニア・プログラマーの案件は時間単価5000円は珍しくありません。
現在のスキル、経験、エージェントや案件にもよりますが、エンジニア・プログラマーの案件なら、時給5000円は割と平均的な単価です。
言語・スキル・経験によっては、時給6000円~1万円という案件もあります。
時給5000円を目指すなら、エンジニア・プログラマーという方向性は選択肢の一つです。
フリーランスとして長期的に高収入を得ていきたい方に、おすすめできます。
案件は少ないが「プロジェクトマネージャー」「マーケター」「Webデザイナー」で目指せる場合も
そのほか、プロジェクトマネージャー、マーケター、Web・UI・UXデザイナーで時間単価5000円になれる場合もあります。
エンジニア・プログラマーの案件数が圧倒的に多いので、そちらと比較すると時給5000円以上の案件数はかなり少ないです。
エージェントによっては、ほとんどありません。
ただ、最初の募集時・契約時には時給3000円~4000円だったとしても、のちに時給5000円に上げていただける場合もあります。
契約期間中に大きな成果を出して、単価以上の貢献を認めていただけた結果、次の更新時に時間単価アップの相談・交渉をお願いできて、時間単価が5000円にアップした、という事例もあります。
マーケターの場合は、実力があれば自分でマーケティングや集客ができます。
もし最初は時給が希望通りでないとしても、エージェント案件で固定収入を確保しつつ、自分のビジネスや集客の仕組みを構築することに日々集中していくことがおすすめです。
マーケティングにはある程度時間がかかりますが、固定収入を確保しながら、低リスクで収入を伸ばしていけます。
時給5000円フリーランスの税金・手残り金額シミュレーション
個人事業主が経費計上できるもの・勘定科目の例
- 地代家賃(家事按分)
- 水道光熱費(家事按分)
- 旅費交通費
- 通信費
- 広告宣伝費
- 支払手数料
- 新聞図書費
- 外注工賃
- 租税公課
- 諸会費
- 減価償却費
- 打合会議費
- 接待交際費
- 消耗品費
- 雑費
個人事業主が支払う税金の種類
ほぼ誰でも納付義務がある税金
- 所得税および復興特別所得税
- 住民税
売上・所得金額や不動産・車の有無により納付義務が生じる税金
- 個人事業税(事業収入ー必要経費=事業所得290万円以下の場合は生じない、課税対象の業種に含まれない場合も納付義務は生じない)
- 消費税(原則、課税売上1000万円を超えると納付義務が生じる)
- 固定資産税(家事按分)
- 自動車税(家事按分)
個人事業主の健康保険・年金
- 国民健康保険税
- 国民年金保険料(2022年2月現在 月額16,610円)
時給5000円・週3日(月12日)稼働のフリーランスエンジニアの場合
時給5000円×8時間×月12日=月収48万円(+消費税分4.8万円=月収52.8万円)
月収48万円×12ヵ月=年収576万円(+消費税分57.6万円=年収633.6万円)
※簡略化のため、消費税分については度外視します。
経費 月24万円×12ヵ月=年間288万円(経費率50%)
※家賃・水道光熱費(半分程度)、そのほか通信費・交通費・書籍代・交際費・消耗品費・雑費など経費として計上できるものをすべて計上するとします。
事業に関係するものなら、できる限り経費として計上した方が課税される所得金額が減り、税金が減ります。
【白色申告】独身・単身の方の概算(配偶者控除・扶養控除なし)
白色申告なら、
所得税 145,000円
住民税 250,000円
国民健康保険 276,000円
国民年金保険 199,320円(2022年2月現在の月額16,610円で計算)
あくまで概算ですが、
年収 576万円
経費 ▲288万円
税金・保険 ▲87万円
手残り 201万円
※半分ほど経費計上した「家賃・水道光熱費」の残りの半分をこの手残りから差し引いた金額は、貯蓄や積立投資、その他経費計上できない支出に回せることになります。
あくまで概算なので、目安として参考程度にしていただけましたら幸いです。
※独身・単身の方の概算ですが、配偶者や扶養家族がいる場合には、控除される金額が大きくなり、税金はもっと減ります。
【青色申告】独身・単身の方の概算(配偶者控除・扶養控除なし)
青色申告なら、課税される所得金額から青色申告特別控除として最大65万円差し引かれるので、さらに税金が安くなります。
白色申告に比べて、事前の届出や帳簿付けに少し手間がかかります。
所得税 89,000円
住民税 185,000円
国民健康保険 216,000円
国民年金保険 199,320円(2022年2月現在の月額16,610円で計算)
あくまで概算ですが、
年収 576万円
経費 ▲288万円
税金・保険 ▲69万円
手残り 219万円
※半分ほど経費計上した「家賃・水道光熱費」の残りの半分をこの手残りから差し引いた金額は、貯蓄や積立投資、その他経費計上できない支出に回せることになります。
あくまで概算なので、目安として参考程度にしていただけましたら幸いです。
※独身・単身の方の概算ですが、配偶者や扶養家族がいる場合には、控除される金額が大きくなり、税金はもっと減ります。
時給5000円・週5日(月20日)稼働のフリーランスエンジニアの場合
時給5000円×8時間×月20日=月収80万円(+消費税分8万円=月収88万円)
月収80万円×12ヵ月=年収960万円(+消費税分96万円=年収1056万円)
※簡略化のため、消費税分については度外視します。
経費 月24万円×12ヵ月=年間288万円(経費率30%)
※家賃・水道光熱費(半分程度)、そのほか通信費・交通費・書籍代・交際費・消耗品費・雑費など経費として計上できるものをすべて計上するとします。
事業に関係するものなら、できる限り経費として計上した方が課税される所得金額が減り、税金が減ります。
【白色申告】独身・単身の概算(配偶者控除・扶養控除なし)
白色申告なら、
所得税 838,000円
住民税 634,000円
国民健康保険 633,000円
国民年金保険 199,320円(2022年2月現在の月額16,610円で計算)
あくまで概算ですが、
年収 960万円
経費 ▲288万円
税金・保険 ▲231万円
手残り 441万円
※半分ほど経費計上した「家賃・水道光熱費」の残りの半分をこの手残りから差し引いた金額は、貯蓄や積立投資、その他経費計上できない支出に回せることになります。
あくまで概算なので、目安として参考程度にしていただけましたら幸いです。
※独身・単身の方の概算ですが、配偶者や扶養家族がいる場合には、控除される金額が大きくなり、税金はもっと減ります。
※事業所得が290万円を超えるため、課税対象の業種に含まれるとみなされると、上記のほかに個人事業税(業種により3~5%)の納付義務が生じる可能性があります。
課税対象の業種に該当しないことが認められれば、個人事業税を納付しなくて良い場合があります。
ご参考: フリーランスエンジニアは素直に個人事業税を納めてはいけない件(外部サイト『 .NET ゆる〜りワーク』)
現在フリーランスとして業務委託の仕事をしていて、個人事業税の納税通知書が届いた方は、まずはお住まいの都道府県税事務所に問い合わせてみましょう。
その際、前述した「業務の裁量性と事業性」について説明できる、契約書などを持参すると良いでしょう。
筆者は「業務委託契約書」と「発注書」を持参し、以下の点を主張しました。
・作業場所を企業のオフィスに指定されている点(いわゆる客先常駐)・始業時間・就業時間が指定されている点(9:30〜18:30居なくてはならない)
・規定の時間(140H〜180H)業務することで報酬が支払われる契約である点
出典:フリーランスエンジニアは素直に個人事業税を納めてはいけない件 – .NET ゆる〜りワーク
これらについて誠意を持って説明しました。
それによって請負業に該当しないというご判断を頂き、後日「取消通知書」が届き ¥58,800 の納税を回避することができました!
【青色申告】独身・単身の概算(配偶者控除・扶養控除なし)
青色申告なら、課税される所得金額から青色申告特別控除として最大65万円差し引かれるので、さらに税金が安くなります。
白色申告に比べて、事前の届出や帳簿付けに少し手間がかかります。
所得税 705,000円
住民税 569,000円
国民健康保険 572,000円
国民年金保険 199,320円(2022年2月現在の月額16,610円で計算)
あくまで概算ですが、
年収 960万円
経費 ▲288万円
税金・保険 ▲205万円
手残り 467万円
※半分ほど経費計上した「家賃・水道光熱費」の残りの半分をこの手残りから差し引いた金額は、貯蓄や積立投資、その他経費計上できない支出に回せることになります。
あくまで概算なので、目安として参考程度にしていただけましたら幸いです。
※独身・単身の方の概算ですが、配偶者や扶養家族がいる場合には、控除される金額が大きくなり、税金はもっと減ります。
※前項と同様に、事業所得が290万円を超えるため、課税対象の業種に含まれるとみなされると、上記のほかに個人事業税(業種により3~5%)の納付義務が生じる可能性があります。
課税対象の業種に該当しないことが認められれば、個人事業税を納付しなくて良い場合があります。
時給5000円のフリーランス案件を探すなら
フリーランスエージェントに案件を紹介してもらうことがおすすめです。
エージェントに案件を紹介してもらわなくても、自力で安定的に案件を獲得し続けられる仕組みを構築できるなら、時給5000円以上は全然余裕になります。
専門的なスキルだけでなく、ビジネスやマーケティングなど学びながら考え行動していくことは多いですが、それを楽しめる人なら、1時間当たりの稼ぎを1万円以上にすることも全く夢物語などではありません。
しかし、本業の制作・開発業務を行いながら、いきなり自力で営業活動や集客の仕組みづくりを進めていくのはあまり現実的ではないです。
営業・集客など案件獲得からサービス提供・納品、契約・請求・代金回収などの諸業務まで全て一人で行いながら、時給5000円以上を安定的に維持できるように、スキルアップや創意工夫により生産性を向上させたり、途切れることなく案件を受注し続けていくのは至難の業です。
そこでまずは、
- フリーランスエージェントに案件を紹介してもらって、毎月数十万円の固定収入を確保する
- スキルアップや学習、集客の仕組み作りや自分のビジネス構築を日々コツコツ進めていく
ことが無理なく・現実的・低リスクでおすすめです。
そうすることで、比較的安全かつ安定的に収入を増やしながら、余裕のあるフリーランス生活を続けていけます。