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フリーランスは生活できない・厳しいと言われる理由|フリーランスの年収データも

フリーランスは生活できない・厳しいと言われる理由|フリーランスの年収データも

フリーランスは生活できない・厳しいと言われる理由

「フリーランスは生活できない」
「フリーランスは厳しい」
「フリーランスは稼げない」

と言われているのを耳にして、フリーランスになることを躊躇している方もいると思います。

結論としては、人によります。もっと言うと、考え方・やり方によります

ジリ貧フリーランスになるか、豊かなフリーランスになるかは、あなた次第です。

私が10代の頃、どの分野で起業しようか考えていた時に、最初は士業はどうだろうと色々と調べたことがありました。
その頃「行政書士は取ってもあまり稼げない」とよく言われていたようですが、年商1億円稼ぐ行政書士の方の書籍を読んで興味を持ったことがあります。

日本行政書士会の統計によると、年商500万円未満がおよそ78%、年商1000万円以上が10%超、年商5000万円以上が1%超です。
年商3000万円以上になると、事務所を借りて補助者や従業員がいることが多いので、経費は大きくなるようです。

どんな業界やどんな職業でも、稼げない人もいれば、稼げる人もいます。

「フリーランスは生活できない・厳しい」と言われる理由として、考えられるものをまとめてみました。

理由① 年収が低い?

内閣官房日本経済再生総合事務局の『フリーランス実態調査結果』によると、年収300万円未満の本業フリーランスが51%とのことです。

この調査結果での「年収」とは、「売上高から必要な経費等を差し引いた所得の額であり、社会保険料及び税を差し引く前の額」です。

調査の回答者ごとに、何をどのくらいの金額で経費計上しているのか不明なので、一概にサラリーマンの年収と比較することはできません。

例えば、人によっては家賃や水道光熱費の半分を経費計上したり、仕事で使うパソコンやiPadの購入費打ち合わせや営業のためのお茶代・食事代なども経費にすることができます。

この調査では「売上高から必要経費を差し引いた金額」をフリーランスの「年収」と言っていて、年収300万円未満の本業フリーランスが51%です。

「年収300万円未満」だと年収が低いと感じる方も多いかと思いますが、実態としては、自分の裁量で使えるお金がそこそこある自営業者もいます。
「おおもとの売上高がどのくらいなのか」「計上した必要経費等はいくらなのか」など人によります。

もし売上高に対する経費の割合が50%ならば、この調査で年収300万円の本業フリーランスの方は、売上として入ってきたお金(稼いだお金)は年間600万円という概算になります。

また逆に言うと、年収300万円以上の本業フリーランスは49%です。
年収700万円以上の本業フリーランスは11%、年収1000万円以上は4%となっています。

これは、雇われている人たち(正社員・派遣社員・パート・フリーターなどを含む)の年収分布とあまり変わりないようです。

このデータに基づくと、フリーランスだから年収300万円未満が過半数なのではなく、そもそも世間では年収300万円未満の人が過半数だということになります。

年収は、経営方針・手腕・価値観・生き方・扶養家族の有無などによっても人それぞれなので、あまり人のデータを見ても参考になりません。

自分が稼ぎたい分、稼いでいきましょう。
稼ぎ続けられるように、学んだり行動しながら、実力を磨き続けていきましょう。

フリーランスの年収データは後ほど紹介します。

理由② 収入が不安定?

フリーランスという働き方の性質上、通常仕事が途切れてしまうこともあります。

これでは確かに不安定です。

しかし、やり方や工夫次第で収入を安定させることはできるのです。

  • 取引先・顧客を1社だけに依存するのではなく、複数・多数持つ(できるだけ多く)
  • フリーランス案件だけでなく、自分のビジネスや継続されるサービス・商品をつくり育てていく

    (技能で成果物を提供する以外に、その技能を教える講座やコンサルティングサービスをつくる、技能習得方法や売上アップの具体的な方法・事例などをまとめてコンテンツ販売する、ブログ記事にまとめて発信していき広告収入を得る、など色々考えられる)
  • 毎月新しい仕事の相談や問い合わせがくる集客の仕組みをつくり育てていく

私は24歳の時に、Web制作で起業しました。
最初の頃は単発の仕事が多く、毎月営業活動に精を出して、新しい案件を受注しなければなりませんでした。

Webサイトの保守・メンテナンス契約という月額サービスも提案していましたが、それだけでは弱かったです。
新たな学びに投資して、Web解析・SEO集客サポートという月額サービスを始めました。

月額サービスのお客様が増えていったことで、翌月以降の売上が読みやすくなり、創業以来5年連続で売上も伸びて安定していきました。

そういった創意工夫や戦略・方針の意思決定権が持てる、ということが独立・起業して事業主になることの醍醐味であり、真の自由ではないかと私は考えています。

逆に、創意工夫や戦略・方針の改善など自分で考えたり、調べたり、学んだりしながら行動を起こしていけない方は、自営業で生き残っていくことは厳しい可能性があります。

理由③ 長時間働きがちで忙しい?

フリーランスは、自分の技能や時間を提供して対価をいただく働き方です。

通常、収入を維持するためには、自分が働き続ける必要があります。
そして、収入が増えるほど、忙しくなりがちです。

フリーランスエージェントに紹介してもらう案件では、基本的に就業時間が決まっているので、働き過ぎたり不規則になることはないので楽です。

しかし、自分で営業して直接受注した直案件や自分のビジネスでは、最初の頃は、夜とか土日とか関係なく、ついいつでも働いてしまいがちです。

戦略や仕組みを考えずに、どんどん売上を伸ばしていくと、どんどんやることが増えていきます。
私も以前一人ブラック企業状態を極めていた頃、常に対応していかないと終わらないし、働き続けないとタスクがたまってしまって手がつけられなくなる、という状態でした。

しかし、これもやり方や工夫次第です。

再現性が高い一番のおすすめは、まずはフリーランスエージェントに案件を紹介してもらうことです。

一人ブラック企業状態に陥らないような経営のやり方・戦略、営業・集客の仕組みができていないうちは時間・労力・コスト・リスクから考えて、エージェントに案件を紹介してもらうことが最も確実です。
非常に楽に固定収入・利益を確保できます。

そして、時間単価を上げていけるよう、スキル・知識・実績・実力を磨いていくことが重要です。

1時間当たりの稼ぎ(時間単価)を増やせると、収入はそのままで、働く時間を減らすことができます。

例えば、Webデザイナーとしてのフリーランス案件は、時間単価3000円前後が割と多いですが、プログラミングもできるようになり経験を積むと、いずれ時間単価5000円の案件を紹介してもらうことができます。

そうすると、時間単価3000円・週5日稼働で月収48万円だったのが、時間単価5000円・週3日稼働で月収48万円にシフトできます。
週休2日から週休4日になっても、同じ収入を得られます。

すでにエンジニアとして時間単価5000円の方は、時間単価6000~10000円の案件もあるので、それに必要な言語やスキルを磨いていくのも良いと思います。

単価の高い案件の傾向や、需要、人気はまた変わっていく可能性もあるので、すでに時間単価5000円の方は、自分のビジネス収入・資産収入の柱をつくり育てていくことを始めるのもおすすめです。

理由④ 不規則になりやすく体調管理が難しい?

徹夜が続いたり、休みなしで週7日働き続ける生活をしていたら、体調への影響があってもおかしくありません。

エージェントに頼らず、全ての案件を自力で獲得しているフリーランスの方は大変だと思います。
特に営業活動の負担が大きいです。

さらに、直案件だと「クライアントからお金が振り込まれない」ということがあった場合に、代金回収という無駄な労力と精神的負担のかかる業務を遂行しなければなりません。

また、急な依頼や先方都合の修正・変更対応にも応じないと、仕事が途切れてしまうのではないかという不安が無意識にあり、無理をしてしまって、つい働き過ぎてしまう、というフリーランスの方もいるのではないかと思います。

これもやり方や工夫次第です。

現在自力で案件を獲得している方は、前項と同様ですが、まずはフリーランスエージェントに案件を紹介してもらい、毎月の固定収入を確保しましょう。

そして、時間単価を上げていけるよう、スキル・知識・実績・実力を磨いていきましょう。

フリーランスエージェントの案件では、毎月数十万円の固定収入を得られるうえ、稼働時間が決まっているので規則正しい生活を送りやすいです。

この生活でフリーランスとして過ごしていくことに慣れてから、自分のビジネス収入・資産収入の柱をつくり育てていくことを始めるのがおすすめです。

健康的な過ごし方・働き方で生活を安定させてから、さらなる収入アップや収入の安定化、そして近い将来のセミリタイアに向けて、一つずつ行動を積み重ねていきましょう。

ナノ経営

お金の余裕・時間の余裕・心の余裕に溢れるフリーランスになるなら、
フリーランスエージェントに案件を紹介してもらい固定収入を確保しつつ、自分のビジネス収入の柱を育てていきましょう。

サイト運営やコンサルティング業など、「元手が要らない」「毎月の継続収入が見込める」ビジネスがおすすめ。
それにより、安定・自由・高収入を実現していくことができます。

フリーランスエージェントおすすめ2選

・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。

Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。

フリーランスの年収データ

出典:内閣官房日本経済再生総合事務局『フリーランス実態調査結果』

上記は、内閣官房日本経済再生総合事務局による『フリーランス実態調査結果』に掲載されているデータです。

赤い実線グラフが、本業かつ主たる生計者であるフリーランスの年収。
青い点線グラフが、雇われている人たち(正社員・派遣社員・パート・フリーターなどを含む)の年収。

この調査結果での「年収」とは、「売上高から必要な経費等を差し引いた所得の額であり、社会保険料及び税を差し引く前の額」です。

このデータによると、フリーランスも雇用者(被雇用者)も、年収の分布はさほど変わらないように見えます。
ただ、フリーランスの収入と雇用者(被雇用者)の収入は、単純に比較できないです。

この調査に協力したフリーランスの回答者それぞれが、何をどこまで必要経費として差し引いているか定かではありません。

自宅兼事務所にしているフリーランスだと生活費の一部(半分近く)を経費計上したり、もし使っても使わなくてもいい勉強代・書籍代なども経費計上しているなら、そのような経費等を差し引く前の実質的な収入はフリーランスの方が全体的にもっと多くなる可能性があります。
事業に関係するものなら、できる限り経費として計上した方が課税される所得金額が減り、税金が減ります。

一方で、国民年金か厚生年金かという点でも違いがあるので、長期的視野に立つと実質的な収入の多さはさらに比較が難しくなります。
フリーランスでも、法人を持っていて社保(健保・厚生年金)に加入している人もいます。

実際のところ、「実質的に余裕があるのかカツカツなのか」「長期的に見てどうなのか」ということは、各自営業者のやり方や方針、手腕によります

年収300万円未満が51%(雇用者より2ポイント低い)

年収300万円未満の本業フリーランスは51%、雇用者(被雇用者)は53%です。

年収300万円未満の人の割合は、フリーランスの方がやや低いということになりますが、あまり変わりません。

年収700万円以上は11%・年収1000万円以上は4%(雇用者より1ポイント高い)

年収700万円以上の本業フリーランスは11%、雇用者(被雇用者)は10%です。

年収1000万円以上の本業フリーランスは4%、雇用者(被雇用者)は3%です。

ある程度年収の高い人の割合は、フリーランスの方がやや高いということになりますが、あまり変わりません。

仕事が途切れないフリーランスになるには

仕事が途切れないフリーランスになるための方針は、次の通りです。

  • オンライン・オフライン問わず、潜在顧客・見込み顧客となり得る経営者・事業主との出会いを増やす、認知度を高める
  • 顧客心理や相手のニーズを理解して、適切なコミュニケーション、的確な提案・対応ができるようにする
  • 本業のスキルアップはもちろんのこと、ビジネスに関することも常に学び続け実践していく
  • 安易に安く請け負わず、適正価格で提案し、スキルアップや単価アップの好循環を生み出す
  • 納期を守る・連絡が取れる・品質を落とさないなど、当たり前のことを当たり前に徹底して、信用・信頼を傷つけない

「仕事がない状態になる理由・原因」「仕事がないフリーランスの特徴」についても以下の記事で紹介しています。

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フリーランスエージェントおすすめ2選

・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。

Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。

  • この記事を書いた人
しゅんのすけ

しゅんのすけ

創業11年。一人株式会社の代表取締役。隠居系自営業。
21歳 大学を休学して就職(営業・販売)
24歳 Web制作・Webコンサル起業
25歳 法人化→ご縁に感謝、6年連続で売上・収入が大幅に増加→尋常でなく働く毎日→終わりのない忙しさに挫折(30歳)
31歳 事業の仕組みを工夫・改善し働く時間を極限まで削減、「お金の余裕・時間の余裕・心の余裕」を追求
現在 主に週1日だけ在宅で働き、他の日は瞑想・統合や趣味・好きなことをして過ごしています

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