現在はインターネットが当たり前に活用されている時代。
ITを介した職業はたくさんありますが、その中でもプログラミングは習得するのが難しい分野だといわれています。
そのため「自分には無理」と諦めてしまう人が多いですが、中には初心者の段階から独学を続けて現在プロのプログラマーとして活躍している人がいるのも事実。
プログラミングのスキルは独学次第でしっかり身につけることも十分可能なのです。
そこで今回は、プログラミング初心者の方に向けて独学の手順を詳しくご紹介していきます。
今まさにプログラミングの仕事を初心者から始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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初心者でも独学でプログラマーになれる!
「プログラミング=スキルの習得が難しい」
このように思われる方も多いと思います。
確かに、初心者の方はイチからプログラミングの知識を習得することになるので時間がかかります。
また、正しい勉強法が分かっていないと、一度していた勉強方法を辞めて、また最初からやり直し…。
という展開になることもあります。
「独学での勉強方法に自信がない」
「誰かがいないと、独学のモチベーションが上がらない」
このような場合はプログラミングスクールに通うにもおすすめです。
一方、
「働きながら、自分のペースで独学したい」
「必要な知識だけ効率良く学びたい」
このような初心者の方は、独学がおすすめ。
自分に合った勉強方法を選ぶことで、よりスムーズにスキルアップに繋げられるので、まずはここをしっかりと決めていきましょう!
プログラミングのスキルを初心者が効率的に独学するには?
プログラミングについてまだよく知らない初心者にありがちなのが、闇雲に独学してしまうこと。
レベルに合わない学習は、挫折に繋がってしまうので注意が必要です。
ご紹介するステップを踏むことでより効果的に独学できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
①独学をする理由と目的、目標を考える
独学はその名の通りひとりで勉強をすること。
そのため、モチベーションをキープできなければ続けることができません。
モチベーションをキープするには勉強の理由と目的、目標を考えることが大切です。
理由や目標がしっかりしていれば、その後の独学も挫折することなく乗り越えることができるでしょう。
②ノートパソコンを購入する
プログラミングの独学にはノートパソコンが必須です。
まだパソコンがないという方はぜひこの機会に購入してくださいね。
おすすめはMacBookです。
持ち運びができて便利ですし、プロのプログラマーも使用している人気モデルです。
また、OSがWindowsの方が良いという方も、インストールすることができますよ。
③なりたいプログラマーをイメージする
ひと言でプログラマーといっても、「Webプログラマー」や「ゲームプログラマー」、「AIプログラマー」などそのタイプは様々です。
あなたはどんなプログラマーになりたくて、プログラミングを独学したいのでしょうか?
初心者の方は、まずこの点をしっかりイメージしておきましょう。
④どのプログラミング言語を独学するか決める
プログラマーは、タイプによって必要となる言語が異なります。
詳細は次の通りです。
・Webプログラマー:Ruby、PHP、JavaScript
・ゲームプログラマー:(スマホ)Java、Swift(パソコン)Unityを使ったC#言語
・AIプログラマー:Python
このように、タイプによって必要となる言語が異なります。
よりスムーズスキルを習得するためにも、どの分野のプログラマーになりたいかは最初の段階でしっかり考えておきましょう。
⑤自分に合った独学方法を見つける
次に、自分に合った独学方法を探していきます。
初心者の方は特に、どの独学方法を選択するかでスムーズに習得できるかどうかが決まるので、ご紹介する内容をぜひ参考にしてください。
■書籍で独学する
プログラミングに関連した書籍を読みながら、必要なスキルを身につけていく独学方法です。
「分からない時、パッとすぐに読み返したい」という方におすすめです。
一方で、書籍選びは自分のレベルに合ったものを選ばないと思ったようにスキルが習得できないことも。
初心者の方は特に慎重に選ぶことが大切です。
ネットで購入すればレビューなどもチェックできるので、購入前は必ず確認してみてください。
また、プログラミングの書籍はなるべく最新のものを購入するのがおすすめ!
情報が古すぎると現在のプログラミング業界で活用できないということもあるので注意しましょう。
■学習サイトを活用する
現在は、プログラミングが好きなタイミングで独学できる学習サイトも充実しています。
中でもおすすめなのは「Progate」というサイト。
無料コースもありますが、より幅広くプログラミングの独学をするなら月額980円の有料コースに申し込むのがおすすめ。
初心者向きの内容で、プログラミングを入力しながら学べます。
■動画で独学する
リアルなプログラミングの手順を動画で学ぶ方法で、中でも「Udemy」や「ドットインストール」はおすすめの学習サイトです。
Udemyはピンポイントで気になる講座を選択し、学ぶことができます。
講師によって講座の質は異なりますが、口コミなどが事前に確認できるほか、プレビューでの視聴も可能なので気に入った講座を購入できます。
ドットインストールは、3分という短い動画で学べる学習サイトで、通勤や通学などのスキマ時間で学びたい方にはピッタリです。
月額980円の有料会員になることですべての動画を視聴できるのでぜひ活用してみてください。
動画での独学は見て学べる分とても便利ですが、必要な情報を自分で調べて収集することもプログラミングの学習では必要になります。
動画学習だけではなく、書籍や学習サイトも利用しながら必要な知識を身につけていきましょう!
⑥自分でWebサイトを作る
ある程度プログラミングのスキルが身に付いたら、Webサイトやアプリを作って実践を重ねていきましょう。
プログラミングのスキルを活かして就職や転職がしたいなら、資格取得を目指すのもおすすめですが、自分の実践力を試す意味でも一度Webサイトやアプリをイチから作ってみるのがおすすめです。
作ってみて「この場合どうしたら良いのだろう?」と手が止まった時は、また調べ直して一つひとつ解消していきましょう。
時間はかかりますが、着実にスキルが身に付きますよ。
⑦自分のソースコードを「GitHub」に保存する
プログラミングでWebサイトを作ったら、「GitHub」にそのコードを登録しておきましょう。
就職や転職をする時は、履歴書にこのURLを記載するだけで実績のアピールにも繋がります。
GitHubへの登録には「Git」という管理ツールが使えなければなりませんが、履歴書に記入することで間接的に「GitHubが使える」というアピールにもなり、かなり印象が良くなります!
就職活動のことを考えて独学をする方は、ぜひこちらも活用してくださいね。
独学の後は就職・転職で実績を積むのがおすすめ
プログラミングに必要となる知識は独学でも習得できますが、就職や転職以上にフリーランスや独立を目指すのは大変です。
その理由は事績や経験がないから。
現在は個人でもホームページを開設する人が増えていますが、法人の場合はプログラマーの経験や実績はシビアに見られます。
いきなり独立しても簡単に仕事には繋がらないのでその点はあらかじめ覚えておきましょう。
今後起業することを視野に入れているなら、最初に就職してある程度実績と経験を積むのがおすすめです。
プログラミングのスキルが習得できる勉強時間はどれくらい?
基礎レベルのスキルが身に付く勉強時間は、大体300時間ほどです。
1日5時間ほど勉強すれば2ヶ月でも基礎的なスキルは十分身につけることができます。
ですが、これはあくまでも目安。
独学の方法によって習得できるスキルの度合いは変わってくるので、「数ヶ月勉強しているけど、全然身に付かない…」と思っている場合はメンターがいた方が勉強は捗るかもしれません。
独学でもある程度はスキルの習得が可能ですが、「最近思ったように勉強が進まない」という方は、スクールへの受講も検討してみてくださいね。
まとめ
プログラミングは、初心者でもしっかり勉強すれば商業レベルのスキルを身につけることは十分可能です!
今まさにプログラマーを目指している方は、ご紹介した内容を参考にしてくださいね。
一度独学で頑張ってみて、「これ以上は無理だ」というタイミングが合ったとしたら、プログラミングスクールを利用するのもおすすめ♪
自分に合った方法で、着実にスキルを身につけていきましょう!