フリーランスで仕事がないことによる不安
フリーランスとして活動している方の中には、
「今請け負っている仕事がない」
「ずっと続いていた案件がコロナの影響で打ち切りになってしまった」
「貯蓄を切り崩しながらの生活で、この先不安」
という方もいますよね。
私も以前赤字が続き、毎月ものすごい勢いで貯蓄が減っていき、不安で眠れなかったことがありました。
毎月の生活にかかる固定費を必要最低限に抑えている方や、1~2年働かなくても生活していける貯蓄を貯めていた方は、仕事がない状況の中でも極度に不安にならずに過ごしていけると思います。
しかし様々な事情で固定費をあまり抑えられない場合などは、全く仕事がないと毎月数十万円ずつ貯蓄が減っていくという現実に直面し、不安や焦りで夜も眠れないほどの思いをする方もいます。
この記事では、仕事がない時に不安を手放して、これからたっぷりと収入を確保するために今から始められる方法について紹介します。
仕事がない時に焦って対処法を考えるのではなく、そもそも仕事がない状況にならないための予防策や戦略・方針が大切です。
フリーランスの営業から代金回収までの流れ
まず、仕事がない状況に陥る理由・原因を漏れなく探っていくため、フリーランスが営業してから対価をいただくまでの流れを大まかに時系列で整理してみます。
- 潜在顧客・見込み顧客との出会い・認知
- 仕事の相談・問い合わせ
- 見積もり・提案
- 受注・契約
- 業務遂行・納品
- 請求
- 代金回収
自分で営業活動をして、受注して納品・請求まで行っているフリーランスの場合は、大体上記のような流れになっています。
これが、フリーランスが案件を受注してお金を得るまでの全容だとすると、「仕事がない」「収入がない」というのは、上記のどこかに原因があることになります。
ちなみに、フリーランスエージェントに案件を紹介してもらうと、上記1・2・3・4・7を自分でやらなくて良くなります。
そのため、案件の業務遂行やスキルアップに専念できます。
請求はエージェントに請求書を送付することになり、「クライアントからお金が振り込まれない、連絡がとれない」ということに煩わされることもなく、非常に楽になります。
フリーランスエージェントおすすめ2選
・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。
・Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。
フリーランスで仕事がない状態になる理由・原因
理由① 潜在顧客・見込み顧客との出会いが少ない(認知度)
まず、潜在顧客・見込み顧客となる経営者・起業家・事業主の方との出会いが少ない、ということが挙げられます。
どんなに素晴らしいスキルや能力を持っていても、その技能や存在自体を知られていなければ、依頼や相談を得られません。
出会いや露出を増やしたり認知度を高める方法は様々です。
- 異業種交流会・経営者コミュニティに参加する
- 業界の勉強会・経営者向けのセミナー・講座などに参加する
- ブログ・SNSを継続的に更新する
- クラウドソーシングなどを活用する
フリーランスとしての活動・業務の中で、営業活動が最も負担が大きいのではないでしょうか。
理由② 提案力が弱い(コミュニケーション力、技術力・対応力、お値打ち感)
せっかく仕事の相談やお問い合わせがあっても、提案力が弱くて受注に至らない場合もあります。
例えば、
- 相手の心理や潜在ニーズ・顕在ニーズを掴めず、ずれた会話や提案をしてしまった
- 相手の心理やニーズは理解できたが、それを十分満足し得る成果物・サービスや魅力的な提案ができなかった(技術的・リソース的に)
- 相手の予算感を掴めず、「他と比べて高くてもお願いしたい」と思われる付加価値もなく、無駄に高いと感じられる見積もりを提示した
などがあります。
予算など何らかの先方の都合で失注となることもあります。
そうではなく、受注できたはずの案件を失注した場合は、振り返りを行うことが重要です。
今後に向けて、失注要因の分析や改善策の検討・実行を進めていくと良いです。
フリーランスとして、仕事やお金に困らず不自由しない生活を送るためには、本業のスキルアップはもちろんのこと、コミュニケーション能力を磨いたり、マーケティングなどビジネスに関する知識も身につけていくことがおすすめです。
フリーランスは、自らの技能や時間を提供して対価をいただく働き方です。
フリーランスという働き方だけをずっと続けていくことは、忙しくなりがちなうえ、不安定でもあり、あまりおすすめしません。
自分のビジネス収入・資産収入の柱をつくり育てていき、セミリタイア一人社長になることをナノ経営®ではおすすめしています。
理由③ リピート率が低い(品質、継続サービス)
潜在顧客・見込み顧客との出会いや露出、認知される機会を増やすことで、仕事の相談やお問い合わせが多くなり、的確に見積もり・提案できれば、案件は受注できます。
しかし、毎回新規顧客の単発の依頼ばかりだと、来月以降の収入を確保するために引き続き営業活動に精を出す必要があります。
いつまでも、営業活動にかける時間・労力・コストという負担を減らせません。
特に、新規顧客獲得に費やす時間・労力・コストは大きいので、既存顧客からの依頼よりも実質的に利幅が小さくなりがちです。
同じお客様から、リピートのご注文・ご依頼をいただけることが肝要です。
そのためには、「またお願いしたい」と思っていただけるクオリティの成果物やサービスを提供することに加えて、リピート注文しやすいサービスを用意することも有効です。
単発の案件を後日また依頼いただけることも大切ですが、特に収入が安定するのは、毎月継続的に報酬をいただける案件です。
Webフリーランスであれば、
- Webサイトやシステムの保守管理・更新費用
- Webマーケティングのコンサルティング費用
- SNSの運用代行費用
などが毎月継続していただけるサービスとなりやすいです。
細かく見ていくと、この他にも色々とあります。
潜在顧客・見込み顧客の顕在ニーズや潜在ニーズから、独自のサービスを考え出してもいいと思います。
今、単発で終わってしまう案件しか受注していないフリーランスの方は、毎月の継続収入となるサービスを提供できないか検討してみたり、新たにスキルアップや学習を進めていくのはいかがでしょうか。
仕事がないフリーランスの特徴
特徴① 行動力があまりない
どんなに素晴らしい技能や思考力、クリエイティブな発想があるとしても、行動を起こさなければ、仕事は舞い込んできません。
案件を獲得するための行動を全く起こせていないフリーランスの方は、仕事がないという状況に陥っている可能性が高いです。
「何から手をつけて良いのか、何を行動したら良いのか、わからない」という方は、仕事を獲得するために何をどうすれば良いのか、まずは「調べる」という行動から起こしてみるのはどうでしょうか。
最初のうちは、「わからない」で思考停止してしまうかもしれませんが、
「わからないなら、調べる」
「調べたら、一つずつ行動してみる」
(行動を起こしやすいことから、簡単なことからで大丈夫です)
という経験を積んでいくことで、次第に蓄積された知識・経験をもとに、自分の頭でも考えて判断し行動していけるようになります。
特徴② コミュニケーション力が高くない
フリーランスとして自営業を続けていくためには、人と全く関わらないことは不可能です。
これはフリーランスに限らず、会社にお勤めの方も同じだと思います。
意思の疎通や情報共有を円滑に行ったり、お互いに気持ちよくプロジェクトを進めていくための会話や適度な交流を図ったり、相手の心理やニーズを理解して、適切に物事を進めたり的確な提案を行ったり、などなどコミュニケーションの能力は重要です。
自分も周りも豊かになっていくために、コミュニケーション力や人間力をより一層磨いていきたいですね。
特徴③ 技術力・対応力を高めていくことを怠っている
スキルアップや学習に時間・お金・エネルギーを投じることは、言うまでもなく大切です。
本業の知識・技能・経験が重要なのはもちろんのこと、マーケティング・財務・税務・ビジネスモデルなどビジネスに関することも学び、実践していくことがおすすめです。
知識や実力を身につけて、自分のビジネス収入・資産収入の柱をつくり育てていくと、どんな時代や社会になっても自立して生き抜いていけるという自信も持てるので、不安などはなくなります。
長期的な視点で実力を磨いていくことを怠って、お金の稼げないフリーランスにならないように気をつけましょう。
特徴④ 見積もり・価格設定が適切でない
価格設定は非常に奥が深いです。
「値決めは経営である」
という稲盛和夫さんの言葉があります。
トータルの利益が極大値になるような価格設定をしましょう、と言われています。
経営の死命を制するのは値決めです。値決めにあたっては、利幅を少なくして大量に売るのか、それとも少量であっても利幅を多く取るのか、その価格設定は無段階でいくらでもあると言えます。
どれほどの利幅を取ったときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識した上で、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることです。その点はまた、お客様にとっても京セラにとっても、共にハッピーである値でなければなりません。
この一点を求めて値決めは熟慮を重ねて行われなければならないのです。
出典:値決めは経営である | 稲盛和夫 OFFICIAL SITE
安すぎても利益が出ず疲弊しますし、安ければ絶対売れるという訳でもありません。
高く売れるに越したことはないですが、高すぎると価値に見合っていなければ売れません。
あまり安く見積もりを出すと、生活費を賄うために、多くの案件をこなさなければならなくなり忙しすぎて、将来に向けてのスキルアップや学習、ブログ・SNSなどの種まき活動ができなくなります。
もしその場合は、今は仕事が多く忙しいとしても、いずれどこかのタイミングで、仕事がないフリーランスになってしまう可能性をはらんでいます。
かといって、内容の割にあまりにも高すぎる見積もりを出すと、失注率が高くなります。
「日頃から技術力・対応力を磨き、少ない時間数・工数で高品質な成果物やサービスを提供する」
「内容・価値に見合った適切な価格設定で、たっぷりと利益が出せる工夫や仕組みを構築する」
「同業他社と比較して高くても、是非お願いしたいと思われる付加価値や信用がある」
「この価格でもこの内容・品質なら高いという感じがしない、お値打ち感がある」
などといった、言わば企業努力を怠っているのだなと感じられます。
一度法外な見積もりを出した相手の方からは、その後別件でまた見積もり依頼や相談をしたいとは思われにくくなるでしょう。
特徴⑤ 納期遅れ・連絡が取れなくなるなど信用をなくす
よく言われることですが、
- 「信用」は「お金」に換えられる
- 「お金」は「信用」に換えられない(「お金」で「信用」は買えない)
これは真実です。
「信用」は、会社・ブランドや事業主にとって、無形資産です。
信用は、お金を生む資産なのです。
その人の性格・性質によるところもありますが、信用を失うために、わざわざ納期に遅れたり、何日も仕事の連絡を無視する人はいないと思います。
しかし、いつもあまりにも安く仕事を引き受けて、多忙となり疲弊しているフリーランスの方は、同時に様々な案件を無理に抱えすぎて、手も気も回らず、各案件の進捗管理が行き届かず、納期に遅れてしまったり、連絡への対応が追いつかない、という経験があるかもしれません。
もちろん多忙だからと言って納期に遅れて良い訳はなくて、自分の信用を失うだけです。
信用を失って、良い案件を獲得できなくなっていき、価格を安くすることで何とか受注して、また多忙で疲弊して、ミスを起こす…というような悪循環にはまらないように、お金の余裕・時間の余裕・心の余裕のある自営業になりましょう。
仕事がないフリーランスにならないための予防策
「仕事がない理由・原因」「仕事がないフリーランスの特徴」について見てきました。
これらとは逆の方向へ進んでいけば、フリーランスで「仕事がない」「収入が少ない」という状態に陥る心配は要りません。
仕事がないフリーランスにならないための予防策・方向性をまとめると、以下の通りです。
- オンライン・オフライン問わず、潜在顧客・見込み顧客となり得る経営者・事業主との出会いを増やす、認知度を高める
- 顧客心理や相手のニーズを理解して、適切なコミュニケーション、的確な提案・対応ができるようにする
- 本業のスキルアップはもちろんのこと、ビジネスに関することも常に学び続け実践していく
- 安易に安く請け負わず、適正価格で提案し、スキルアップや単価アップの好循環を生み出す
- 納期を守る・連絡が取れる・品質を落とさないなど、当たり前のことを当たり前に徹底して、信用・信頼を傷つけない
どうすれば良いかイメージが湧かないという方は、前述の「仕事がない理由・原因」「仕事がないフリーランスの特徴」の中で予防策や詳細を書いている部分もあるので、読み返してみていただけたら幸いです。
フリーランスで仕事がない時の注意点
注意点① 安易に値引きして受注することは避ける
前述の通り、あまり安く安く受注すると、その後悪循環にはまってしまう可能性があります。
会計を学んでいくとよく分かりますが、値上げ・値引きというのはほんのわずかでも利益に非常に大きなインパクトがあります。
目先の仕事のために安易に値引きをするのではなく、中長期的な視点で、根本的な経営改善を行いましょう。
私も以前、一人ブラック企業状態を極めていた時には、多少値引きに応じることもありました。
根本的に経営方針を変えてからは、値引きを要求する方や、予算が少なすぎる方のご依頼は辞退することにしています。
明確に、方針を決めること、決意することが重要です。
決意・覚悟して、自分の理想の状態を実現するために行動を起こしていきましょう。
思考と行動を変えると、現実も変わり始めます。
そもそも、値引きを要求する方や、安すぎる案件に出会うことも減っていきます。
注意点② 本業と関係のないアルバイトなどはなるべく避ける
本業の受注案件が減ってきてしまって、収入の不足を補うために、一時的にアルバイトなどを考える方もいるかもしれません。
状況や条件によりますが、これは大幅に値引きして受注するのと同じようなものだと私は考えています。
特に、本業と関係のないアルバイトは、スキルアップや経験を積むことにもつながらない分、さらに時間がもったいないので、できれば避けましょう。
目先の生活費を賄うために、アルバイトをするという方法も選択肢としては確かにあります。
しかし結局、1時間当たりの稼ぎも減り、多忙で体力的にも負担となり疲弊したり、本業のスキルアップや学習にかけられる時間やエネルギーが少なくなると、悪循環に陥ってしまいます。
一度悪循環に陥ると、抜け出すのに相当なエネルギーが要ると思います。
そうならないように、後述する別の対処法を実践したり、今後はお金の余裕・時間の余裕・心の余裕に溢れるセミリタイア一人社長という方向性を目指していくことをおすすめします。
固定収入を確保したい場合は、本業と関係のないアルバイトをするよりも、Web系のフリーランスエージェントに案件を紹介してもらうことがおすすめです。
フリーランスエージェントおすすめ2選
・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。
・Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。
フリーランスで仕事がない時の対処法
仕事がない時の対処法・案件の獲得方法として、選択肢をいくつか紹介します。
- フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう
- 異業種交流会・経営者コミュニティに参加する
- 業界の勉強会・経営者向けのセミナー・講座などに参加する
- ブログ・SNSを継続的に更新する
- クラウドソーシングなどを活用する
私はすべてやったことがあります。
結論から言うと、「フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう」のが最もおすすめです。
エージェントに案件を紹介してもらえるようなスキルがなかったり、スキルや経験が豊富でも契約内容などで折り合いがつかなかったり、という方は仕方がないので、他の4つの方法をどれでも試して行動していくしかないです。
人によって合う合わないはあるかと思いますが、個人的なおすすめ順は、以下の通りです。
- フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう
- ブログ・SNSを継続的に更新する
- クラウドソーシングなどを活用する
- 業界の勉強会・経営者向けのセミナー・講座などに参加する
- 異業種交流会・経営者コミュニティに参加する
もし自分の家族や親戚の中に、仕事を探しているWeb系フリーランスがいるとしても、全く同じことをアドバイスします。
1と2が特におすすめです。2は成果が出るまでにかなり時間がかかります。
1はエージェントの担当者と面談をして、案件を紹介してもらって、担当者と一緒にクライアント企業の面接に行って、契約が決まれば働けるようになります。
一つずつ見ていきましょう。
フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう
仕事がないフリーランス、特に、できるだけ早く収入を確保したいフリーランスの方に最もおすすめの方法です。
現時点でのスキルや経験、そしてエージェントや案件によっても異なりますが、Webデザイナーの案件は時間単価3,000円前後、エンジニアの案件は時間単価5,000円前後が多いです。
メリット
- 営業・契約・代金回収の手間や負担、リスクがほぼなくなるので、業務遂行やスキルアップに専念できる。
- Webデザイナーの案件は時間単価3,000円前後、エンジニアの案件は時間単価5,000円前後が多い。
- エージェントによっては、週2~3日の案件やリモート案件(自宅で働ける)もある。
- 経済的・時間的・精神的余裕が生まれるので、自分のビジネス収入・資産収入の柱をつくり育てて、さらなる余裕を生み出す種まきができる。
- スムーズに案件を紹介してもらえるなら、数週間から1ヵ月以内に、固定収入の案件が決まる場合がある(現時点でのスキルや経験、エージェントの担当者、案件によっても変わる)。
デメリット
- スキルアップを続けていっても、時間単価は1万円くらいで頭打ちになる(1時間当たり数万円以上稼ぎたいなら、フリーランスとして自分の技能と時間を提供するエージェント案件ではなく、自分のビジネスをつくり育てていくことが必要)。
- 自分のスキルや希望がうまく伝わらず、希望通りの案件を紹介してもらえない、ということもあり得る(担当者との相性や専門知識、お互いのコミュニケーション力などによる)。
- 働き続けたくても短期間で契約終了となり、別の案件を探さないといけなくなる可能性もある(大抵の案件は、数ヶ月~半年更新となる)。
フリーランスエージェントおすすめ2選
・ITプロパートナーズ … 累計利用ユーザー数70,000名突破。約6割が週3~4日案件。約7割がリモート案件。案件保有数は、4,000件以上。9割が直案件で、単価も高いので少ない稼働日数でも十分な固定収入を確保。安心して自分のビジネス収入の柱づくりにも注力できる。
私も長くお世話になっています。
・Midworks(ミッドワークス) … 「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現!保障・保険・費用補助・福利厚生が充実。
他のエージェントに類を見ない、安心して独立できる保障の手厚さが特長。「週3~5日の常駐(出社)・リモート(在宅)案件」多め。
ブログ・SNSを継続的に更新する
「フリーランスエージェントに案件を紹介してもらう」という方法の次におすすめです。
セミリタイア一人社長になるためには、ブログ・SNSを育てていくことは必須と言っても良いです。
メリット
- リアル営業の活動に時間・労力をかけたり、フリーランスエージェントに依存せず、自力で集客し直案件を受注することができる。
- 「集客力」「影響力」を持てると、収入を増やしやすい。単価も上げられる。広告収入でお金を得ることもできる。
- ブログ・SNSをうまく育てて行ければ、仕事がない状態になって困ることや不安になることはなくなる。
デメリット
- マーケティングの知識、ブログ・SNSのノウハウ、WordPressサイト構築など、学ぶことが割と多い。
- ノウハウは無料でもたくさん手に入るが、読み手の心理の深い理解や、集客や販売につながる文章を書く力は、実際のところ、努力で伸びにくい部分もある(時間・労力・お金を投入しても、あまり収益化できない人も多い)。
- 成果が出るまでに時間がかかる。
クラウドソーシングなどを活用する
3番目におすすめなのは、ココナラ、クラウドワークスなどを活用する方法です。
講師業・先生業の方は、ストアカというプラットフォームもあります。
私は以前ココナラで、ページスピードインサイトスコアの改善サービスを出品していたことがあります。
レビュー・評価が増えていくと、それが信用となり、新たな依頼や注文が入る機会も増えやすくなります。
最初の案件を獲得するための工夫や、1件1件満足度の高いサービスの積み重ねなど、地道な活動が必要です。
参入しているフリーランスのクオリティもピンキリで、金額感としては全体的に安いので、ここをメインの収入源とすると、多忙となり疲弊してしまうのではないかと思います。
メリット
- 家にいながら営業活動ができる。
- 利用者の多いプラットフォーム(ココナラ、クラウドワークス、ストアカなど)なら、地道に活動していけば割と受注できる。
デメリット
- 全体的に価格が安い。しかもプラットフォームに手数料も引かれる。適正価格で販売するためには、工夫や信用の積み重ねが必要。
- 安定的に多くの仕事を受注できるようになるまでに、かなりの時間・労力がかかる。
経営者向けのセミナー・講座・業界の勉強会などに参加する
ものによっては出会いも広がります。
事業規模は様々としても、経営者・起業家・事業主の方が主に集まるセミナーや講座もあります。
語弊があるかもしれませんが、もし出会いを増やす中で企業からの依頼を増やしたいなら、平社員の方と多く知り合ってもあまり効果がなく、決裁者・意思決定者である経営者・事業主の方、少なくとも経営陣・役員クラスの方と出会うことが必要になります。
そもそも営業のために行く場ではないのですが、出会いが広がると中長期的なスパンで見ると仕事の相談や依頼は増えやすくなります。
受注につながる出会いを期待して行くのは、おすすめしません。
自分のビジネスを育てていくために有効・必要と思われるものを厳選して、学びのために参加していくのが良いと思います。
私も20代のうちは色々と自分への投資が必要だと思い、学びに時間・お金・労力を投じていました。
ざっと思い出せるものだけでも、700万円以上は投じてきましたが、本当に必要なもの、本当に価値のあったものはごくごく一部です。
私のお金の使い方がうまくなかっただけかもしれませんが、最初のうちは色々と試しに参加してみたり行動してみないと分からないこともあるので、ピンとくるものがあれば、自分への投資として参加するのは良いと思います。
メリット
- 様々な業界・業種の方と知り合えて、視野が広がる。
- 今後に向けた学びやスキルアップの機会となる。有意義な内容を学び、それをうまく活用・実践すれば、その後収入が増えることも多い。
デメリット
- 参加者同士の交流の機会がない形式のものもある。出会いが増えるとは限らない。
- 出会いが増えるとしても、仕事につながるまでに、時間・労力・コスト(参加費・交通費)がかかりすぎる(そもそも営業のために行く場ではない)。
異業種交流会・経営者コミュニティに参加する
ちょっと調べるだけでも、色々と見つかります。
様々な業界の人が集まって、情報交換したり、実際に案件を紹介し合うような会もあります。
私も創業以来、20代の頃は色々と参加していました。
様々な経営者・起業家・事業主の方と知り合える場としては良いと思います。
しかし、おすすめはしません。
メリット
- 様々な業界・業種の方と知り合えて、視野が広がる。
デメリット
- 仕事につながるまでに、時間・労力・コスト(参加費・交通費)がかかりすぎる。
- コミュニケーション能力・営業力・サービスの需要があまりない人が参加しても、仕事につながらずに時間・労力・お金だけ無駄になる可能性もある。
- 単なる名刺交換だけで終わる会もある。
- 案件を紹介し合う会は、実質ノルマのようなものなので、紹介される案件の質が低くなったり、自分も毎回誰かに仕事を紹介しなければならないことが負担になってしまったりする。
- 色々な勧誘をする方に出会うことも多いので、見極めたり、お誘いをお断りしたり、仕事が増えるどころか煩わしいことが増えることもある。