(※2014年5月1日に投稿した記事です。)
「みんなと同じ」で安心しない
ということは重要だと思います。
社長は、基本的に孤独です。
(まぁ、本質的に人間はみな孤独だ、とかいう話はここでは脇に置いておきます(笑))
私はむしろ、社長とは孤独であるべし、とすら感じています。
ここで言う「みんな」というのは、
「会社の同僚」や「同級生」などが該当するかと思います。
起業という決断自体、その大多数の「みんな」とは別のことを決断し行動して行くのです。
みんなと同じであることで安心する人には、そもそも向いていない気がします。
また、会社経営やビジネスというのは、代表者が決断し、代表者が一人で責任をとるものです。
共同経営などは、大概途中で空中分解します。
会社やビジネスは、基本的には誰かと一緒にやるものじゃないと思います。
一人で決断し、行動し、自分自身で責任を取る。
かなり主観になるのですが、孤独に強く、黙々と行動できなければ、
独立起業して成功するというのは難しいのではないかと思います。
まず、「なぜ起業したいのか」というところに突き当たるのですが、
たとえば
「今の会社の給料より、お金を稼げるようになりたい」
「会社に縛られず、自由に仕事をし、好きな時に休み、お金や時間のゆとりを手に入れたい」
などの願望があったとします。
そういった今の環境、周りの状況と違う
理想の状態を手に入れたいと思うのであれば、
周りの大多数の人と同じことを考えたり行動していたりしては、
その理想に近づけるはずがありません。
私はサラリーマンの時、昼休みには食事を早々に済ませ本を読むことにしていました。
同僚はスマホをいじったり、何人かで集まり話したり遊んでいたり、という具合です。
もちろんコミュニケーションを図ることは重要ですし、私も時には本を置いて、食事をしながら会話を楽しみました。
その昼休みの読書時間も、塵も積もればで、ひと月に20時間ほどになります。
サラリーマン生活2年半で、およそ600時間です。(※念のためですが、ひたすら読書をするだけで、起業がうまくいく訳ではないです。)
人と違う行動を選択したことで、それだけ自己投資の時間を捻出できました。
「みんなと同じ」ことよりも、「みんなと違う」ことを日頃から意識的に行ってみましょう。