20代起業

「意志の強さ」は必要か 【20代起業成功コラム】

「意志の強さ」は必要か 【20代起業成功コラム】

(※2014年5月1日に投稿した記事です。)

あなたは意志が強い方ですか?

私は結構意志が弱い方だと自覚しています。

そもそもどのような人を「意志の強い人」というのか、と思うところはありますが、私は意志の強さはどちらであれ問題ではないと考えています。

では何が重要かというと、「なぜそれを成し遂げなければならないのか」という「達成の必要性」や「理由」の部分だと思います。

たとえば、「明日の朝4時に起きないと、あなたは死にます」という状況だったら、どんなに朝起きるのが苦手な人でも飛び起きると思います。
まぁこれは現実的な話ではないですけどね(笑)^^;

私はこれまで何回も「ブログを作っては三日坊主になり放置」ということを繰り返してきましたが(笑)、なぜこういうことが起こると思いますか?

普通に考えたら「意志が弱いから!」で片付いてしまいますが、もっと突っ込んでいくとそんな不明確な理由ではありません。

なぜブログを続けられないのか、それは「ブログを続ける必要性がない」からです。

ブログを続けなくても死にませんし、生活に困ることもありません。
むしろ時間を割かなくて済みますし、ブログを書くと予定していた時間帯にテレビを観てゴロゴロしても何の問題もありません。

続ける必要性がないから、続けることが非常に困難なのです。
その状況であれば、それこそ単純によほど意志の強い人しか続けられないのではないかと思います。

「起業したいです」「起業目指してます」といって、特に何も進まないまま時間だけが過ぎていく人は、「意志が弱い」という問題ではなく、「起業する必要性」がほとんどないのだと思います。
起業しなくても死なない、起業しなくても現状維持で働いていれば毎月給料がもらえる、起業しなくても毎日生活できる。
だから、最初の一歩を踏み出さないまま、気が付くと何年何十年と過ぎていきます。

よく、サクセスストーリーには大変な苦労を強いられた時期やどん底のような時期が話に出てきます。
時々、成功するためには、苦労をしなければならないと考える方もいるようです。
でも私は、少なくとも「する必要のない苦労」は、しなくていいと思っています。

「成功するために、苦労が必要」なのではなく、「苦労をする分、成功するための動機づけが強くなる」ということが本質ではないかと思います。

どん底を味わう分、成功へのモチベーションも高まりますし、抜け出すためには何が何でも上へ行かなければなりません。

そういう突出した必要性があるからこそ、成功する確率が高まり、結果として成功する方が多いのではないかと思います。

どん底だと「失うものがない」状態、「あとはもう上へ上がるだけ」という状態にもなります。

※2022年追記
意志が特別強いわけでもなく、自分に甘くなりがちな私が、24歳で起業して、おかげさまでセミリタイアに至るまで行動してこられたのは、様々な方とのご縁や運、それから幼少期の家庭環境、20代のうちにとにかく経済力をつける必要性があったため、だと考えています。

なぜ起業したいのか、なぜ起業する必要があるのか。
また、起業や成功へのモチベーションを高める強いコンプレックスや逆境など、(ちょっと大げさですが)これまでの人生を振り返り、突き詰めて考えてみましょう。

  • この記事を書いた人
しゅんのすけ

しゅんのすけ

創業11年。一人株式会社の代表取締役。隠居系自営業。
21歳 筑波大学を休学して就職(営業・販売)
24歳 Web制作・Webコンサル起業
25歳 法人化→ご縁に感謝、6年連続で売上・収入が大幅に増加→尋常でなく働く毎日→終わりのない忙しさに挫折(30歳)
31歳 事業の仕組みを工夫・改善し働く時間を極限まで削減、「お金の余裕・時間の余裕・心の余裕」を追求
現在 主に週1日だけ在宅で働きながら、新たな事業の企画を考えたり、スキルアップのために勉強や読書をしたりして過ごしています

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