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SEO集客成功のためのキーワード選び3つの視点【キーワードの幅×質×量】

SEO集客成功のためのキーワード選び3つの視点【キーワードの幅×質×量】

SEO集客で成果を出すためには、キーワード選びが重要です。

Webサイトのテーマ(メインキーワード)とSEO対策キーワードリスト(狙うキーワードをExcelなどにまとめたもの)によって、「Webサイトがどのくらいアクセスを集められるか」「どれだけコンバージョンを増やせるか」などその後の勝負が決まると言っても過言ではありません。

テーマと対策キーワードを吟味しないと、一生懸命に毎日時間をかけて記事を更新しても、なかなかアクセス数が増えず、結果的に無駄骨となってしまうこともあります。

では、どのような基準で狙うキーワードを選定すればいいのでしょうか。

私は【キーワードの幅×質×量】という3つの視点で考えています。

キーワードの「幅」「質」「量」を踏まえてキーワードを狙いコンテンツを更新していくことで、広告費をほとんどかけずに自然検索からの訪問数を増やし、コンバージョンにつなげることができます。

キーワード選びにおける「幅」とは

「検索クエリの数」です。検索クエリは、ユーザーが検索する時に入力したキーワードです。検索クエリの数が多いほど、より多くのキーワードで検索に引っかかっているということです。検索クエリの数は、サーチコンソールで確認できます。

メインテーマやターゲットに関連するキーワードを中心に発想し、対策キーワードの「幅」を広げ、様々なキーワードを狙ってコンテンツ更新をしていきましょう。

発想の際の2軸については、「アクセスアップにつながるキーワードを発想し、キーワードの「幅」を広げるための2つの軸」もご覧いただけましたら幸いです。

検索クエリとは、ユーザーが検索するときに打ち込んだ言葉やフレーズのことです。 もともとクエリは「質問」という意味で、データベースに対する問い合わせや要求を意味します。 ユーザーが検索行動を取る際には、まず情報や商品を探すと言ったユーザーの意図があります。 それが言語化したものが検索クエリです。

引用:SEO HACKS 検索クエリとは https://www.seohacks.net/basic/terms/search-query/

決まったキーワードでしか検索に引っかからないよりも、様々なキーワードで検索に引っかかる方が、アクセスアップしやすいです。

SEO対策というと一昔前は、特定のビッグキーワード ないしミドルキーワードでの上位表示を狙うものでした。現在ももちろんそういう目的はあるのですが、特定のビッグキーワードからのアクセス数よりも、様々なスモールキーワード(ロングテールキーワード)のアクセス数の合算値の方が上回る場合が多いです。

そのため、コンテンツ更新により自然検索からのアクセス数を伸ばしていく際には、ロングテールSEOの考え方が重視されています。

一つひとつはアクセス数が少ないスモールキーワードでも、対策キーワードの幅を広げ、様々なキーワードでアクセスされると、着実にアクセス数を伸ばしやすいです。

また、2、3語組み合わさったスモールキーワードの方が、購入意思や緊急度が高いキーワードの場合も多いです。

例)
1単語のキーワード 「SEO対策」「SEO対策とは」「ノートパソコン」

購入意思や緊急度が高いキーワード 「SEO対策 相場」「SEO 見積もり」「パソコン 修理」「ノートパソコン 激安」

そういう意味でも、ビッグキーワードに固執するより、スモールキーワードを狙う方がSEO集客に効果的です。

キーワード選びにおける「質」とは

「コンバージョンにつながりやすいキーワードかどうか」です。検索ボリューム(検索数)の高いキーワードだけを狙っていくのではなく、コンバージョンにつながる確率の高いキーワードを考え(最初は仮説を立て)、対策をしていきましょう。

月間数十回〜百数十回ほどしか検索されないキーワードだとしても、購入確率が高いユーザーを集められるキーワードであれば、優先的に狙った方がいいキーワードです。

Googleアナリティクスのアクセスデータを分析して、サイト内の設計や導線を改善したり、デザインやコピーを変えることで、コンバージョン率を高めていくサイト改善対応も重要ですが、サイトの設計など以前に、そもそもサイトに集まったユーザーがどのような人たちかによって、コンバージョン率は左右されるところがあります。

トレンドキーワードなどで闇雲に集めたアクセスからコンバージョンにつながる割合よりも、商品・サービスを探している、購入意思や必要性・緊急性の高いユーザーのアクセスからコンバージョンにつながる割合の方が高いです。ターゲットユーザーの悩み・困りごと、あるいは、願望から発想し、キーワードを検討しましょう。

単にアクセスアップを狙うだけであれば、芸能人・有名人ネタや時事ネタ、旬のドラマや流行などトレンドネタ、テレビやニュースなどで話題になっている内容を中心に日々記事を書き続けると、アクセスアップにつながりやすいです。

話題になってから書くのでは遅い場合も多く、予め先回りして準備しておく必要があったりタイミングが難しい部分もありますが、主に広告収入を狙うアフィリエイトブログであれば、こういった記事を更新しているサイトが多いです。サイト開設から半年ほどで月間ページビュー数が数十万PVになるブログもあるようです。

ですが、商品・サービスの販売、集客を目的とするWebサイトでは、芸能人の名前を検索してくるユーザーを多く集めても、コンバージョンにつながらないことが大半であまり意味がありません。

ただ、アクセス数を多く集めていくことで「ドメインパワー」が上がり、サイトが上位表示されやすくなる側面もあるため、時折、固有名詞(人名・店名等々)や時事ネタ、トレンドキーワードを狙って記事を更新することをおすすめしています。Webサイトのテーマに全く関係のない記事の内容では、サイトの統一性や専門性が損なわれ、かえってSEOに悪影響になります。

ウェブマスター向け公式ブログでも発表がありましたが、Googleは度重なるアルゴリズムの改良により、専門性の高い、ユーザーメリットのある高品質なサイトを評価します。(中略)

Googleのパンダ・アルゴリズムでは、コンテンツの質を見極め、専門性のある質の高いコンテンツを評価し、数行のコンテンツやコピーコンテンツ、内容の薄いコンテンツは低く評価されるようになります。
サイト上で取り扱うテーマが統一されていて、専門性の高いコンテンツを提供しているウェブサイトは上位表示されやすくなります。

引用:アレグロのSEOブログ https://www.allegro-inc.com/seo/website-theme

トレンドネタを盛り込む際は、Webサイト全体のテーマにいかに結びつけて、独自性の高い記事を作るかが重要になります。記事の作り方については、また別の機会にまとめさせていただきます。

キーワード選びにおける「量」とは

「検索ボリューム(検索数)」です。キーワードプランナーやGoogleトレンドなどのツールを使って、検索需要の高いキーワードを狙っていきましょう。

時事ネタやトレンドネタなどがアクセスアップにつながりやすいことは先に触れましたが、ここではあくまで、Webサイトのテーマに関連性のあるキーワードで、なおかつ検索ボリュームの多いキーワードで記事を書くことを意図しています。

検索ボリュームが多すぎるキーワードでも上位表示が難しく、少なすぎるキーワードでもアクセスアップにつながりにくいです。そのため、日々のコンテンツ更新で狙うキーワードの月間検索ボリュームとしては、「100〜1,000」「1,000〜1万」をおすすめしています。

このレベルのキーワードで質の高い記事更新を重ね、各記事ページで上位表示され、サイト全体の自然検索訪問数を着実に伸ばしていくことで、最終的には「1万〜10万」あるいはそれ以上のキーワードで上位表示されることにつながっていきます。

まとめ

キーワードの「幅」「質」「量」は、それぞれ「検索クエリ数」「コンバージョンへのつながりやすさ」「検索ボリューム(検索数、検索需要)」と定義しました。

以下を踏まえて、対策キーワードリストを作成し、定期的・継続的にコンテンツ更新を続けて行き、SEO集客で事業収益を伸ばしましょう。

・Webサイトのメインテーマに関連する、月間検索ボリューム「100〜1,000」「1,000〜1万」のキーワードを中心に対策キーワードリストに入れる。

・月間検索ボリュームが低くても、コンバージョンにつながる確率の高いキーワード、購入意思や必要性・緊急性の高いユーザーが調べる確率の高いキーワードを対策キーワードリストに入れる。

・最初は、200個程キーワードをリストアップし、対策キーワードリストを作る。決まったキーワードで様々な記事を書き続けてもどこかのタイミングでアクセス数が伸び悩んでくるので、様々なキーワードで検索に引っかかるよう、狙うキーワードの幅を広げていくことを意識する。

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  • この記事を書いた人
しゅんのすけ

しゅんのすけ

創業11年。一人株式会社の代表取締役。隠居系自営業。
21歳 大学を休学して就職(営業・販売)
24歳 Web制作・Webコンサル起業
25歳 法人化→ご縁に感謝、6年連続で売上・収入が大幅に増加→尋常でなく働く毎日→終わりのない忙しさに挫折(30歳)
31歳 事業の仕組みを工夫・改善し働く時間を極限まで削減、「お金の余裕・時間の余裕・心の余裕」を追求
現在 主に週1日だけ在宅で働き、他の日は瞑想・統合や趣味・好きなことをして過ごしています

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