オンライン講座や個別サポートで受講生に成果を出してもらうには、質問や相談に迅速・的確に対応する仕組みが欠かせません。特に高単価サービスの場合、「わからないところをすぐに解決できる」という安心感が購買を後押しします。
本記事では、チャットワークをメインツールとしながら、動画や音声を活用して効率よくサポートする方法・手順・実践ワークを紹介します。
1. なぜ「チャットワーク+動画・音声」の組み合わせが効果的なのか
チャットワークはテキストベースでやり取りできる便利なツールですが、文章だけだと説明が長くなりがち。そこで、loomなどの動画ツールや、スマホのボイスレコーダーで録音した音声を併用することで、
- 複雑な説明でも「見てわかる」「聞いてわかる」形にできる
- 講師側も文章を書く時間を短縮し、口頭でスムーズに解説可能
- 受講生も視覚・聴覚から情報を得られて理解しやすくなる
2. 学習サポート・質問フォローの基本設計
まずは、チャットワークを軸にしたサポート体制をどう整えるかを考えましょう。
2-1. グループチャット or 個別チャットを選ぶ
- 個別チャット: 受講生一人ひとりに合わせたフォローが行える、プライバシーを保てる
- グループチャット: 他の受講生の質問を共有できる、相互刺激・コミュニティ感が生まれる
- 場合によっては両方併用がベスト。基礎的な質問はグループで共有し、個別の悩みは1対1チャットなど
2-2. サポートの期間・回数を決める
- ◯か月間は無制限で質問OK、または「週◯回まで」「平日のみ」など運用ルールを明示
- 高単価商品なら、ある程度手厚いサポートを提供しつつ、講師側のリソースも確保できる範囲で設定
2-3. 返信速度やルールを取り決める
- 24時間以内返信、土日祝は除く、など受講生と講師の双方が負担を把握できるように
- 質問時のフォーマット(悩んでいる点、やってみたこと、わからない部分の具体例)を用意するとスムーズ
3. 動画・音声を使った効率的なサポートの方法
「文章を書くのが大変」「説明が長くなりそう」といった場合に有効なのが、動画や音声で答えるというスタイルです。
3-1. loomを使った簡単解説動画
- 画面収録+カメラ or 音声のみで手短に解説
例)レジュメやスライドを映しながら2~3分でポイントを説明 - チャットワークでURLを送るだけで、受講生がすぐに視聴可能
- あまり長くならないよう、1回数分程度で収録するのがコツ
3-2. ボイスレコーダーで音声を送る
- スマホの録音機能で口頭説明を録音し、mp3などの音声ファイルをチャットワークに添付
- 文章に起こす手間が不要で、受講生も耳で理解できる
- 長くても5~10分程度までが聴きやすい
3-3. 見やすさ・聴きやすさを意識する
- 動画は背景や音量に注意し、余計なノイズや映り込みを避ける
- 音声の場合は相槌や不要な情報を省き、要点を簡潔に
4. 実践ワーク:学習サポート設計シート(動画・音声活用)
下記のワークを使い、チャットワーク+動画/音声を織り交ぜたサポート体制を具体化してみましょう。
4-1. シート項目例
- 【チャット形式】: 個別 or グループ、運用ルール(平日のみ返信、◯時間以内返信など)
- 【サポート期間】: 例)3か月、無制限など
- 【動画・音声の活用場面】: Q&Aが長文になりそうな時、操作方法を見せたい時など
- 【撮影・録音の目安時間】: 1回あたり2~5分が基本、最大10分など
- 【送信方法】: loomのリンクをチャットで送る、音声ファイルを添付する
4-2. 作成時のポイント
- 自分のリソース(撮影・録音に使える時間)と相談し、やりすぎない範囲に
- 動画や音声を使うことで、文章の省力化と受講生の理解向上が両立できる
- 気軽さを大切にし、「ちょっと説明したい」程度でも迷わずツールを使えるように
5. まとめ:チャットワーク+動画・音声で効率よく疑問を解消し、高単価でも満足度を高める
- 基本はチャットワークでやり取りを行い、文章だけでは伝えにくい時は動画や音声を活用
- サポートの範囲・回数・ルールを事前に明示しておくと、受講生も安心して質問できる
- 手軽な音声やloom動画を使えば、お互いに時間を節約しながら、深い理解に繋げられる
高単価商品では、ちょっとした疑問でも素早く解消できるかどうかが、受講生の満足度を左右します。テキストチャットだけで頑張るよりも、動画や音声を適宜取り入れることで、わかりやすいサポートを実現しましょう。これにより、あなたも効率よく回答でき、受講生も「リアルタイム感のあるサポート」を享受できるため、高額でも「ここのサポートなら絶対成果が出そう」と思ってもらいやすくなります。